【ICO編】国内で出回る仮想通貨(暗号資産)は白か黒か?!ジャッジ!

ICO

ビットコイン(BTC)の価格上昇するにつれて市場への参入者が急増してきます。

今後もその流れは強くなっていくでしょう。

そうした仮想通貨(暗号資産)の市場拡大の背景で仮想通貨(暗号資産)を”悪用”した詐欺も増えてきます。

既に現在までにも多くの詐欺案件があります。

あげるだけでもきりがなく
被害額も数百億円規模、いやそれ以上かもしれません。

そうした、案件は当然国内でも多く出回っています。

目次

仮想通貨(暗号資産)詐欺の種類

案件としては無数に存在していますので大まかに6種類に分けて解説をしていきます。

ICO系

HYIP(ハイプ)系

MLM系

取引所系

マイニング系

プラットフォーム系

仮想通貨(暗号資産)関連の案件としては上記6種類に分けることができます。

上記はあくまでも一部例となり、該当しなかったり全く異なった傾向という案件も出てきたりもするでしょう。

今回は上記の中のICO系を中心に取り上げます。

ジャッジくん

では各案件について解説していくよ!

ICOの概要

ICOとは「Initial Coin offering」の頭文字を取った言葉となり、日本語に訳すと新規仮想通貨公開と呼ばれます。

ご存知の方も多いと思いかと思います。

また、投資した方、損をした方共に多いのではないでしょうか。

株でいうところのIPOとなります。

ジャッジくん

IPOは(Initial Public Offering)の略で、新規株式公開を言うよ!

ICOとIPOにはどのような違いがあるのかも気になる方も多いかと思いますので、触れていきます。

ICOとIPOの違い

資金調達という点ではICOとIPOは同じですがIPOの場合は、証券市場に新規上場株式発行をすることで資金調達するため証券会社と協力する必要があります。

ジャッジくん

自社だけで完結しないということだね!

対するICOの場合では企業が資金調達をしたい事業などを直接提案をして行います。

そのため、資金調達を行うのがIPOに比べると容易であり自社だけで完結も図れます。
また、コスト削減にも繋がります。

クラウドセールという手法の資金調達もありますが、これは行いたい事業の提案をして賛同してくれる投資家に対して
行う事業が上手くいったときに提供するサービスを還元するようになります。

ICOの場合は、その還元を”Coin”(Token)で行われます。

事業をこれから立ち上げるという段階ですからまだ完成はしていないところに投資してもらうようになるため、通常よりも安価で”Coin”を手にすることが出来るようになります。

その”Coin”が値上がりを期待して投資家は投資をします。

IPO、クラウドセールスに比べて、ICOは仮想通貨という特性上上手くいくと非常に利益が高いです。

その成功事例が以前も触れた「ADAcoin」です。

これによって、利益を出した人が多かったことで、資金が潤沢となりその後行われたICOに対して多くの投資が行われました。

100万、200万は当たり前で1つの案件で1,000万という人もザラにいたのも事実です。

そうしたことが重なりICO案件も一気に乱立したわけです。

もちろん、ICOとはいえ怪しい案件もあれば優良案件も様々です。

脚本だけ書いて資金調達してから、連絡が取れなくなる。

真っ当に今後の将来性など新事業として資金調達を行う。

騙すつもりではなかったが、内部でお金を持ち逃げしたことでうまくいかなくなった、など様々なパターンが存在します。

とはいえ数が多すぎてそうした判断も容易ではありません。

そこで判断の一つとしてホワイトペーパーと呼ばれる事業計画書・ロードマップが存在することを指標に判断する。

ということが行われるようになりました。

(これは存在して当然なのですがICOによってホワイトペーパーすら存在していないという案件も存在していたため一つ対策として挙げられていたということです)

これによって資金調達を考えている企業はホワイトペーパーを意識するようになりました。

そこで、ホワイトペーパー作成代行するというサービスを行っていた企業もありました。(名目上はコンサルといった形が多かったです)

そんなICOが盛んだった2017年でしたが、翌年からの仮想通貨(暗号資産)市場の暴落と冷えた市場が続いたことで資金調達した資金を仮想通貨(暗号資産)で調達していたことで大幅な資金ショートになったことで断念せざる得なかった。

といったパターンも出てきました。

結果的に、殆どがうまくいかず・・・

海外で知られていたICOは多くが上場して取引まで至ることが当たり前でしたが対する日本で出回っていたICOのほとんどが上場すらまともに行われず、中にはウォレットすら存在していないという案件も非常に多く存在していました。

それにより電子ゴミが多く生まれ多額のお金が溶けたのです。

規制強化が報道をよく見るようになったのはこうした容易にでき多額の資金を集められるICOを利用し詐欺などが横行していたことが背景にあります。

ICOの現状について

現在でも、ICOがなくなっているわけではなく行っている案件も存在するとは思いますが今までに比べて大幅に減ってきているでしょう。

現在の高騰からみると今後逆にICO案件が増えてくる可能性もあると思われます。

それではそんなICOはどのように判断すればいいのでしょうか。

ICOはどのように判断すべき?

やはり、まずは調べることでしょう。

話を持ってきた人や説明をしてくれた人は案件に参加していますから、投資していない人に比べて客観性は失われます。

そこで、説明してくれた人などから情報を聞いたうえでネットなどを活用して調べることで熱が冷め客観性で選択を出来るようになります。

よくあることですがそれはわかっていても説明する人の話術や状況で焦ってしまう事もあるでしょう。

しかし、どんな話でどれだけ利益が見込めて凄い人が関係しているとしてもそれが本当かどうかは確認することは大切です。

説明している人が本当です!と言ってもそれが本当だと思いこんでいるだけで実際には本当ではないということもよくあります。

ジャッジくん

その場の勢いに流されずしっかり調べていかないとだね!

国内で出回る仮想通貨案件「ICO系」は白?黒?

国内で出回る仮想通貨案件「ICO系」は「黒」です!

説明している人の言葉を鵜呑みにせず、しっかりご自身で判断することを心がけることで、上手くいかなかったとしても話を持ってきてくれた人や説明してくれた人を責めたり、矛先を向けるということもなくなります。

まとめ

投資や案件への参加は自己責任で行うようにしましょう!

しかし、感情的にそれだけで割り切れないという人も多いでしょう。それは仕方がないと思います。

しかし、責めたり文句を言ったり揚げ足とりをしたりする人にはならないようにしてください。

そのためには、「自身でしっかり調べて納得してから投資すること」これが大切です。

こうしたことを分かった上で投資をしている人ばかりであれば、トラブルは大幅に減るでしょう。

人は良くも悪くも変わります。

極論ですが最後に信じられるのは自分自身という心持でいる。

案件のうまくいった、いかないに一喜一憂するということも減ってくるのではないでしょうか。

まず最初にICO系について解説をしていきました。

ジャッジくん

次回は、”HYIP(ハイプ)系”についてジャッジをしていくよ!

ICO

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