仮想通貨(暗号資産)による投資が日本でも行われるようになり、多くの方が様々な銘柄に興味を持つようになっている現代において、ステラルーメン(XLM)という仮想通貨(暗号資産)の銘柄に注目を集めている方もいらっしゃるかと思います。
ステラルーメン(XLM)は現在の時価総額ランキングではトップ50以内にある、比較的出来高も多い仮想通貨(暗号資産)と言われています。
本記事ではステラルーメン(XLM)の仮想通貨(暗号資産)についてその概要や特徴、将来性といった様々な角度から解説を行っておりますので是非参考にしてください。
ステラルーメン(XLM)の概要
ステラルーメン(XLM)の概要について解説をしていきます。
2014年に金融サービスが十分ではない新興国の人々の金融サービス向上のために開発されました。
まずはステラルーメン(XLM)の特徴について解説をしていきます。
管理主体の存在
ステラルーメン(XLM)は管理主体が存在します。
Stellar Development Foundation(ステラ財団)という 非営利団体が開発を進め、運営や管理を一手に引き受けています。
通常の仮想通貨(暗号資産)が持ち合わせる分散性という特徴は保有しておらず、中央集権型の通貨となっています。
一般的な仮想通貨(暗号資産)の場合、管理主体が存在しない「分散型金融」という形態をとる場合が多いです。
例えばビットコインなどは、ブロックチェーンと呼ばれる分散型台帳に、取引履歴が記録され、世界中のどこからでもブロックチェーンを管理できる形になっていますが、これに対し、ステラルーメン(XLM)は、中央集権的な管理主体がある珍しいタイプの暗号資産(仮想通貨)であると言えます。
決済スピードが早い
ステラルーメン(XLM)は決済スピードが早いといった特徴があります。
手数料も安いので、多くの人が便利と感じるでしょう。
ビットコイン(BTC)の場合一度の決済に10分程度かかるが、ステラルーメン(XLM)なら2~5秒で済むと言われています。
ブリッジ通貨としての役割
ステラルーメン(XLM)にはブリッジ通貨としての役割に期待されています。
例えば、日本からアメリカへの送金時は、円から米ドルに換えなければいけません。その際には送金に数日かかり、手数料も高くついていきますが、日本円を一度ステラルーメン(XLM)に換えてから、米ドルに移すことで送金がスムーズに進むことが可能となります。
ステラルーメン(XLM)の送金能力の高さが決済の手間を省き、手数料も抑えてくれるといった特徴が魅力の一つとも言えます。
ステラルーメン(XLM)の将来性
ステラルーメン(XLM)の、これまでの主な価格変動や変動要因は下記の通りとなります。
- 2014.8 ブラジルで初上場
- 2018.9 IBM社がブロックチェーン「ステラ」を国際送金に採用することを発表
- 2019.5 ステラ財団CEOにダネル・ディクソン氏が就任
- 2019.11 ステラ財団がバーンを実施
このような要因により変動がありました。
また、2020年はタイのスタートアップ企業が、東南アジアにおけるステラを使った決済システムを立ち上げるといった計画を発表しています。
アラブ・サウジアラビア・バーレーンなどのイスラム圏諸国の企業と協力して、巨大市場を形成する計画も進められています。
アフリカの「暗号都市」計画への技術利用
アフリカのセネガルで、仮想通貨(暗号資産)を用いて全ての金融取引がおこなわれる暗号都市「エイコンシティ」をつくる計画が進められています。
そこで利用される予定なのが、ブロックチェーン「ステラ」となります。
このステラを使用した「デジタル通貨圏」が形成が実現し、拡大することで、価値の向上・価格の上昇に繋がっていくことは予想されます。
まとめ
仮想通貨(暗号資産)全体においてとはなりますが、正直なところまだまだ日本において普及していると言うにはほど遠いというのが現状となります。
当然需要が高まることで、価値や価格は上昇していくこととなりますので、将来を見据えて投資の対象とするというのも一つの手段であると言えます。
仮想通貨(暗号資産)投資を行う上で、ギャンブル要素は排除し、投資を行う前に、しっかりとした計画を立てる必要があります。
もし本記事を参考にしていただき興味がありましたら是非取り扱ってみてください。
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