【HYIP(ハイプ)編】国内で出回る仮想通貨(暗号資産)案件HYIP(ハイプ)は白か黒か?!ジャッジしていきます!

HYIP(ハイプ)アイキャッチ

仮想通貨関連案件の一つとしてHYIP(ハイプ)といった案件があることはご存知でしょうか。

本記事ではHYIP(ハイプ)という案件についての概要や、注意点について解説をしていきます!

詐欺が増えてきておりますので、くれぐれも注意してください。

目次

HYIP(ハイプ)の概要

HYIP(ハイプ)という言葉をよく聞くことがあるかと思います。

「High Yield Investment Program」の略で、HYIP(ハイプ)と呼ばれております。

日本語では「高利回り案件」、「高収益プログラム」と訳されることが多いです。

資産を増やすための投資先とは言われますが、具体的にはどの位高利回りなのでしょうか。

HYIP(ハイプ)では「日利1%」「月利40%」という利率がほとんどとなっております。

利率が異常値

HYIP(ハイプ)では「日利1%」「月利40%」という利率がほとんどとなっていると記載しましたが、この利率は一般的に異常値となります。

銀行金利が年利0.1%ほどしかないこの時代では、明らかに”詐欺”、”怪しい”案件としか言いようがありません。

仮想通貨(暗号資産)を絡めない場合でも存在はしていましたが、デジタルの数字上で”お金”の移動が容易になったことで仮想通貨(暗号資産)の普及とともに一気に広まったのがこのHYIP(ハイプ)でもあるのです。

稼いでる人はいるの?

当然ながら上手くいっているHYIP(ハイプ)も存在しており、膨大な金額を稼いだ人も多くいます。

しかしながら、全ての案件で今でもずっと続いている案件は存在しません。

かなりうまくいったとしても長くて4年くらいです。

そのため、当然ながら早い人が儲かります。

如何に勝ち抜けをするかといった、ババ抜きゲームになっているのが現状となります。

前回も見てきた通り仮想通貨により多くの「億り人」が生まれました。

それにより、種類に関係なく仮想通貨(暗号資産)では異常値でも現実に起こりうるという、なんとも言えない環境にもなっていたことで、”怪しい”と同じくらい”稼げる”というキーワードが頭をよぎるようになるのです。

そんなHYIP(ハイプ)には様々なパターンが存在します。

ICOに比べ、短期間での利益率は大きいですがリスクも大きく詐欺率も高くなっています。

MLMとアフィリエイトとの関連性

改めて記事として取り扱いますが、”MLM系”との関連性も多いのがこのHYIP(ハイプ)系となります。

HYIP(ハイプ)系のパターンとして下記のパターンがあげられます。

  • MLM
  • アフィリエイト

HYIP(ハイプ)系のパターンとしては上記の形式が殆どとなります。

なぜなら、投資する人が増えるとそれだけ運営側に短期でお金が集まるわけですから。

ジャッジくん

MLMやアフィリエイトでないHYIP(ハイプ)系は殆ど見られないね!

ここで問題なのが紹介する際に”ハイプ”であること”リスクが高い”ことこれを事前に説明しない人これが思っている以上に多い。

これがさらに問題です。

投資においてリスクは付きものですが、リスク説明は必要。

これをしない、あげく通常の投資に比べて格段にリスクが高い”ハイプ”です。

ではなぜ、リスクが高くなるのか?

そして高配当が出来るのでしょう?

これが”ハイプ”の仕組みでありMLM、アフィリエイトの形式でしか作られない理由です。

国内で出回る仮想通貨案件HYIP(ハイプ)は白?黒?

国内で出回る仮想通貨案件HYIP(ハイプ)は「黒」です!

これは説明しなくても、仕組みからして「黒」であることは明白ですね。

「ポンジ・スキーム」「ねずみ講」という言葉はご存知でしょうか。

これらはまさにHYIP(ハイプ)のことを指しているといっても過言ではありません!

ポンジ・スキーム

ポンジ・スキームは、出資を募り、運用益を配当金として支払うと資金を集めるものの実際の運用はなく、新しい出資者からの出資金を配当金として支払うという投資詐欺のほとんどがこのような手法をとっています。

ジャッジくん

破綻することを前提にお金を騙し取る手法なんだよ。

これにより、紹介する人参加する人が多ければ紹介料を出すこともできるわけです。

運営側が最も資金が集まったと思うタイミングで、資金を持っていなくなる。

こうなった際に言われるのが「飛んだ」という表現です!

ねずみ講

ねずみ講の場合もポンジスキームと同様で、出資金が事業の運営に使われることはありません。

紹介者が紹介者を出してねずみ算式に出資者が増えていく。

これが続くことで短期間で多くの金額が運営会社に集まります。

しかし、人口という絶対数があるのでどこかで行きづまります。

その時にこの仕組みは破綻します。

最近では、プランスゴールド(PGA)と呼ばれる案件が記憶に新しいところです。

ジャッジくん

ねずみ講は違法だから注意してね!

まとめ

HYIP(ハイプ)について本記事では解説を行いましたが、投資を用いた詐欺が増加傾向にあります。ではないか!

今後、こうしたHYIP(ハイプ)案件は参加しないようにしましょう。

「この人は、〇億稼いでいる」「〇千万はざらにいる」

なんていうことを聞いたらすぐ断るようにしていきましょう!

実際に儲かっている人は紹介していることで儲かっているだけとなります。

案件自体の運用で儲かっているわけではないということです。

ここを錯覚しないようにすることが大切です。

今回のHYIP(ハイプ)についてはMLM系と重なる部分も多いためMLMについても別記事にで詳しく解説を行いますので、是非そちらも合わせて参考にしてください。

ジャッジくん

儲け話は鵜呑みにしないように注意だね!

HYIP(ハイプ)アイキャッチ

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